7月のまとめと8月の予定 狂王の試練場

7月に購入したゲームは、

「ウィザードリィ 狂王の試練場」リメイク版(switch・DL)

FC版を遊んだのは36年前のことです。当時、地下1階のマップなら目をつぶってでも歩けました。忍者やウサギに首をはねられるたびにリセットボタンを押していましたっけ。
そんな思い出に浸りながら、リメイク具合を体験してみようとDL購入しました。

ゲームを始める前に、従来のものとリメイク版、項目別にどちらを選ぶのか細かく設定できるようになっています。せっかくなので、ほとんどの項目でリメイク版を選択しました。ただ、初期パーティーにサムライを入れたかったので、キャラメイク時のボーナスポイントだけは、固定ではなくランダムにしました。
昔は、種族と性格と名前を決めてからボーナスポイントが表示されていたので、何度もリトライするのが大変でしたが、シリーズを重ねるにつれて簡略化され、最近ではボタン一つでリトライ可能になっていました。本作では、ボーナスポイントを見てから種族と性格を決められるようになっていました。何人かキャラメイクして満足したら、ボーナスポイントを固定に設定しなおして、残りを作ることも可能です。
他にも、レベルアップ時のステータスの数値を自分で割り振る仕様にすることができます。上級職にステータス値があと1ポイント足りなくて、なかなか思うように転職が出来ないという事態を楽に回避できます。
更に、宿屋に泊まったり転職して年を取る設定を「活力」に置き換えることで不自然に年を取るのではなく、生命力が失われて死に至るという、より自然に近い衰え方を表現しようとしているようです。これも、年齢と活力、好きな方を選べます。

宿も、1泊で全快のドラクエ方式か、従来の「全快するまで数週間もしくは馬小屋1泊」方式のどちらかを選べます。面倒なので、ドラクエ方式を選択しましたが、どうしても癖で、「迷宮でHP回復、MPが減った人だけ1泊」にしてしまいます。
あと、おなじみのボルタック商店で、いちいちお金を集めなくてもよくなりました。昔のように山分けしたお金を持ち歩いていると思っていたので、序盤は随分所持金が多いと勘違いしていました。
迷宮に入るまでは、なかなか快適だと思えたリメイクですが、迷宮に入って一変しました。
迷宮の小部屋の前に、これまでここに挑戦したであろう冒険者たちの亡骸がうず高く積まれていました。正直、そこの床を踏みたくないと思うくらいに。白骨化しているのは時間が経ったためなのか、食われてしまったためなのか。思いを巡らせているうちに、出現したモンスターの群れに、あっけなく全滅した我がパーティーでした。
本作の特徴として、過去作のように確実には逃げられないこと。地下1階から10体(5体×2)くらいの集団が襲ってくること。レベルの低い時には有効だったカティノが、本作では、ほぼかからないこと。全滅も仕方ないと思いました。
酒場には、そういう時のためのキャラクターが予め用意されています。お金で雇って死体回収を手伝ってくれます。しかし、今回は入り口に近い場所だったので、もう1人キャラを作って迷宮入り口でキャンプを張って、「仲間を探す」で全滅したパーティーを回収できました。
レベル1ならカント寺院は無料で蘇生してくれます。戦士1人が灰になったくらいで全員無事に蘇生に成功しました。
最初の1回が、ひどく運が悪かったようで、その後は何とか全滅せずに迷宮を探索しています。昔のようにリセットボタンが押せないので、時々タイトル画面に戻って、セーブファイルの複製を作っています。FC版の頃のターボファイルを思い出します。マーフィーズゴーストでのレベル上げもやってみました。2体セットで出てくることがほとんどで、前衛と後衛を入れ替えながら攻撃してくる上にターンごとに1HP回復するので、前衛の攻撃力が低いうちは、やたらと時間がかかってしまいます。いちいちアニメーションで動きながらこっちを攻撃してくるのも時間がかかる一因です。
モンスターが動き回るので、戦闘のメッセージが読みづらいです。メッセージスピードを変えたいのですが、設定する所が見当たりません。マイナスボタンで昔の線画を表示できますが、リメイクの画面にかぶせて表示されるので、更に見づらかったです。
現在は、4階でレベル上げしています。マカニトを覚えたので金の扉を開けてみましたが、ハイニンジャに速攻で首を切られたので、廊下に戻って更に修行中です。

モンスター図鑑の解説を読むのが、密かな楽しみです。本作ではラツマピックが常駐魔法でなくなってしまったので、いちいち唱えるか、調べるコマンドで戦闘中に情報を集めないと図鑑に詳しいデータが登録できません。詳しい情報の無いモンスターのページは、定型文しか表示されず、データが充実することでやっとコラムを読めるようになります。文章を書いているのは、ベニー松山さんです。灰と青春以来のファンなので、ここでまた再会できてうれしいです。


8月も引き続きウィザードリィを遊ぶ予定です。
↓↓が発売になるころには、強くなっているでしょうか。

ゼルダの伝説 知恵のかりもの - Switch

ゼルダの伝説 知恵のかりもの - Switch

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • 発売日: 2024/09/26
  • メディア: Video Game

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